標準装備のフィルターを帯域の広いフィルターに交換すると「帯域特性がどう変化するのか」 
今回ローカルの局長さんと実験をしました。私はまず純正のメカニカルフィルターで送信しました。
これは2.3kHzです。その際マイクゲインは3時の方向、出力150W、イコライザーでハイを持ち上げた
状態です。その結果は、、「ちょっとこれはどうかな、こんな感じかな」とローカルの局長さんは
アスタティックマイクを持ち出してきて、マイクゲインをあげてワーンとした声で「こんな感じだけど」
と言われました。その音は確かに凄い音ですが、石焼きいも屋の割れた音で聞くに堪えません。
そこで、今度はイコライザーをオフにしました。そうすると「うーんこっちのほうが了解度は
いいよ」ということでした。え、イコライザーでハイをあげていたのに、了解度はイコライザーを
切ったほうがいいのか?と思いました。さらにマイクからクチを5cm程度はなしていたのですが
それを30cmぐらいにすると「音の割れはだいぶ無くなった」さらにマイクゲインを12時に
すると「だいぶ良くなった、それが本来のJRCの音」というところになりました。ここからが
本番、今度はICOMの2.8kHz帯域のフィルターに換えてみました。「お、だいぶいい音になりました。
そのまま、イコライザーを入った状態を聞かせてみて」今度はイコライザーをオンにしてハイと
ローを持ち上げてみました。「お、凄いハイファイな音です。」つまりどうもフィルターが2.8kHzの
状態でないとイコライザーを付けても、その効果が出ないようです。つまり帯域が狭い状態で
イコライザーを効かせても、結局狭いところに押し込むような感じで音が割れてしまうようなのです。
フィルターをワイドにすると相当に音がいいとのことで「こんなにいい音の局は聴いたことが無い」
ということでした。フィルターの帯域としては、電波法で3kHzと決まっているので、今のフィルターは
ぎりぎり合法の音です。これからはSSBでの送信は、ワイドフィルターでやってみようと思います。
どうしてもワイドだと混信が厳しいのですが、純正フィルターのときはイコライザーを切ったほうが
良いようです。