イギリスの新鋭オーディオメーカーのミュージカルフィディリティ社が世界中のオーディオファンに向け世界中に創立10周年記念モデルの純A級動作(50W+50W)でMC/MMフォノイコラィザーを搭載し、技術者が手塩に掛けてハンドメイド製品として250台限定生産販売されたプリメインアンプ MUSICAL FIDELITY A1000A…

素晴らしい音でこれまで鳴っていたのですが、このところBCLに夢中で、あまり奏でてあげていなかったのが悪かったのでしょう。右チャンネルから「ブーン」とも「バリバリ」ともなんとも嫌なハム音が聞こえるようになりました。

電源を入れなおすと、しばらくはハム音が無くなるので電源の接続不良を疑って、接点復活用の液をボリュームに塗ってみたのですが良くなりません。

その次は、コンデンサーの容量抜けを疑って、容量抜けに効果がある液体を電解コンデンサーに塗ってみたのですが、若干ノイズが減ったものの、まだノイズが残ります。

最終的には開腹手術しかないと思い、基板を出すことにしました。
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その結果いくつか問題があることが分かりました。

たとえば近接する半田(わかれていなければならない)どうしが微妙にひっついてることです。写真の真ん中です。3点の半田づけの間にある半田ヤニがかなり経年変化して汚くなっていることです。このヤニが多少の通電性を持ってしまい、ここでループが生じてハム音が出ていたのかと思い、さっそく半田取り機で半田を取って、再半田をしました。
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これ以外にも問題のある半田がありました。
半田がほとんどのっておらず、通電性に疑問のある半田がありました。
ここがコンデンサーの足だったかもしれないので、これでハムが出ていたのかもしれません。
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まあ、他にも問題があるかもしれないので全半田をやり直しました。

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あと気が付いたのはアンプ回路と電源部を結ぶアース線の半田がほとんど乗っていないことでした。ここは思いっきり半田を乗せてやりました。また重要なファイナルアンプ間にも半田ヤニが深く残っていて通電している可能性があったのでアルコールで半田ヤニを取りました。

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そして聞き直したところ、全くハム音が無くなりました。


いやーやはりいい音です。

今 Chie Hirai  Chioin&Glinka,Pleyed piano. Paris 1840
  (PPCA-616)  <超高音質のCDです。>
を聞いてますが、感無量です。ちゃんと静かな部分は静かに聞けます。ノイズが無い。

1840年製のピアノによる演奏曲です。
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静穏になる場面でハム音が出ると折角の抒情が台無しになるのですが、
全くハム音が出ないので、これで思う存分、このCDを楽しめます。
以上修理日記でした。