みなさん R-1000の中波帯域が感度不足な機種が多いのは御存じだと思います。 
ノーマルだと2MHz以上のバンドは良好に動作しますが、0と1バンドは感度が極端に落ちます。

これは次の理由からです。

1)アンテナ端子の抵抗

R-1000で、中波の帯域(2MHz以下)でアンテナからの信号を受けるアンテナ端子側に抵抗が入っており
このままだと中波受信感度が低くなります。

2)R161とR163のバイパス

中波のフロントエンド前段BPF前にあるR161、162、163がアッテネーターになっています。

結果として、中波はほとんど受信できなくなっています。

これらは、おそらく中波の混変調を避けるためと推測しています。

しかし6つのBPFもあることから、本来ここまで中波帯域の減衰対策は不要だったと思います。

そこで次のように修理(正しくは改造)します

1)への対応
まず裏面カバーをあけて、写真のようなバイパスを作ります。これによってアンテナ端子に
設けられたMW用アンテナ側抵抗をパスすることができます。
☆この対応をしないと後で述べる抵抗バイパスをしても感度が出ません。
(逆にこの対応をするだけで後で述べる抵抗バイパスをしても感度は出ません)
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上記写真のように「中波用のターミナル」から、写真のように「スイッチの真中の端子」にパイパス線を
設けます。実は同様の配線(シールドカバーで見えない)はすでにあるのですが、真中に抵抗が
入っているのです。そのため、これをバイパスするために上記対応をします。

2)への対応
R161とR163をバイパスします。R161~R163は中波用のアッテネーターになっているのです。
これをバイパスするのは簡単で、まず天板を取り、R161,R163の頭部分にある塗装を少しはがして
半田でバイパスするだけです。
写真をご参照ください。白い端子の横を良く見てください。このようにバイパスするだけです。
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これらの対応後は中波の感度は約60dB程上昇します。
特に短波帯に混変調も現れず、弊害はありませんでした。

これで中波でも良好な受信感度が得られました。これで中波のリスニングも楽しめます。

この対策前と後では雲泥の差があります。(ニッポン放送 S=3~4から9+20~30dBにS上昇)
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一部の方がR-1000の中波感度の低さに悩んでいるようですので、
この情報をアップしました。お役に立てば幸いです。

最初1)については前オーナーの改造かと思っていました。
しかし1)だけだと まだ感度が出ないので、当初から仕様だった可能性がありますね。

皆さんのR-1000はいかがでしょうか。