社会人になりBCLを中断するまでに使ったラジオについて書いてみた。
 
RF-2200
(National 1976年発売 定価34,800)
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《仕様》
クーガシリーズの代表。ダブルスーパー・ヘテロダイン方式。短波は6バンド。その他にFMMWバンド。当時SONY ICF-5900と人気を二分していた。中波受信用のフェライトバーアンテナ(ジャイロアンテナ)は、立ち上げて本体の向きと独立して回転させ、指向性の方向が変えられるようになっていた。クリスタルマーカーが付いており、周波数直線型のバリコンと合わせ、これで10kHzまでメインダイアルのみで直読できる。クリスタルマーカーは125kHz500kHz2種で500kHzSWはダイアルロック機構と連動している。ダイアルは微動、速動が切り替えられる。
《思い出》
父方の実家で使ったラジオ。従兄が保有していた。このラジオを思い出すと従兄が私を自転車の後ろに乗せてパーツ店に連れて行ってくれたことが思い起こされる。人口10万未満の田舎であったのにも関わらず、パーツ店があったのは不思議だった。このラジオは夜、中波放送を聴くのに貸してもらった。ジャイロアンテナを回すだけで中波局の混信が減ることが何より不思議だった。照明がアンバー色で、真っ暗な夜に点けると、とても暖かい感じがした。
 
 
CF-1760
(SONY 1976年発売 定価36,800)
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《仕様》
家族で使える「ファミリー・プレイ・カセット」がキャッチフレーズのラジカセ。短波、中波、FM3バンド。小さいSメーターも付いていた。BCLも可能。受信用クリスタルを使ってラジオ短波:日本短波放送(現在 ラジオNIKKEI)の選局を用意にするクリスタル・ポジションを備えていた。黄色いボタンを押しているときだけライトが灯った。
《思い出》
父親がある日突然買ってきた。ラジオ短波で株式情報を土日に聴くのが目的だった。しかし多忙で余り聴かなくなり、私がそれを借りてBCLを始めた。短波が1バンドしかないのでチューニングが難しかった。中波の感度がよく、これで北京放送、モスクワ放送等を聴いていた。
 
 
RF-2600
(National 1978年発売 定価47,800)
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《仕様》
愛称はPROCEED 2600RF-2800の後継機。短波は4バンド。FM/MW/SW全波周波数直読。選択度は2段切り替え。RF GAINBFOSSB受信用ピッチコントロール)、カウンタ周波数校正つまみ(SW CAL)、低音と高音独立のトーンコントロール等が付いていた。FM/MW/SW14の6バンド。6MHzごとにバンド分割。ダブルスーパー・ヘテロダイン方式。PLLシンセサイザ方式ではなく、通常のアナログ回路に周波数カウンタを付けたラジオ。音質は、スピーカー背面にエンクロージャ空間を十分確保していることもあり、非常に優れていた。
《思い出》
家電店で自分の貯金で買った最初のラジオ。当時家電店にはBCLブースがあり、そこにはCRF-320CRF-1等のPLL方式のラジオも展示されていたが、高くてとても手が届かないので、このラジオを買った。しかし通信機型ラジオやPLL方式のラジオへの憧れは続き、このラジオを購入した後にRF-B30というPLL方式のラジオが発売された時は、地団太を踏んだ覚えがある。RD-9830 プリセレ・アンテナカプラーを購入し、その上にこのラジオを置いて、勉強机の上をちょっとしたシャックにしたりしていた。縦長のラジオだったが、横長の通信型受信機への憧れが高じて、その後月刊短波の交換欄を使ってSONY ICF-6700と交換した。
 
 
RMS-1100R
(NEC  発売日 定価 不明)
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《仕様》
中波、短波、FM3バンドのステレオラジカセ。カセットテープはノーマル、クロームの2種類の録音が可能。大型のスピーカー付きで音質は優れていた。
《思い出》
父親からラジカセを買ってやろうと何故か言ってくれて、博多祇園の質屋にて、本機の中古を買ってもらった、確か12000円ぐらいだったと思う。音がとても良く、FM放送のエアチェックに重宝した。カセットもクロームテープにも対応していた。短波も一応聴けるようになっていたが、あまりこれで短波を聴くことは無かった。ただトロッポやEスポで韓国等のFM局を聴くのに使った。その後ミニFM局が流行し、自分の送信がどこまで届いているか調べたり、他局がどこにあるのかを見つけるのに、このラジカセを自転車の前かごに乗せて色々な所を回ったりした。ずっと愛用していたが、その後どうしたか覚えていない。多分実家の物置深くに紛れているか、捨ててしまったのだと思う。
 
 
ICF-6700
(SONY 1978年発売 定価54,800)
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《仕様》
ICF-6800の廉価版ラジオ。短波は3バンド。FM/MW/SW全波周波数直読。外観はICF-6800とほぼ同じサイズでデザインが似ていたがICF-6800PLL方式に対して、このラジオは通常のアナログ回路に周波数カウンタを付けたラジオだった。選択度は2段切り替え。低音と高音独立のトーンコントロールが付いていた。SSBはモード切り替えスイッチでUSB,LSBの切り替えが可能(BFO不要)。プリセレクタ搭載。ダブルスーパー・ヘテロダイン方式。大型のSメーターを持つ。オールギア・ドライブとフライホイール採用のチューニング機構を持ち、チューニングはスムーズ。音質は、スピーカー背面にエンクロージャ空間を十分確保していることもあり、非常に優れていた。
《思い出》
RF-2600と交換。最初から不満が募った。特に周波数カウンダ―の鈍さ(ダイヤルを回すと少し遅れて周波数カウンターが動く)がまどろっこしくて厭だった。またPLL方式ではなく、安定度があまり良くなかったのも気に入らなかった。プリセレクターを毎回クルクルと回さないと最大感度で受信出来ないということも面倒くさかった。ダイヤルにつまみが無かったので、パーツ店で適当なつまみを買ってきて、ダイヤルに瞬間接着剤で取り付けたが、瞬間接着剤のせいで周りが白く変色してしまったことで、後悔した。その後受験等もあり、あまりラジオを聴かなくなり、しばらく田舎に置いていたが、捨てたか、売却したと思う。ダイヤルがあまりにも醜くなったので捨てたかもしれない。
まだ有るとしたら良いが。
 
ICF-7600D
(SONY 1987年発売 定価44,800)
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《仕様》
1985年発売のICF-2001Dの小型・廉価版ラジオ。持ち運び容易な小型ラジオでICF-2001D同様に液晶の周波数表示窓の他に時刻表示窓がある。PLL方式。選局方法はテンキーによるダイレクト入力、スキャン、+-ボタンによるマニュアルチューニングの3通り。選択度切り替え機能は無い。SSBスイッチとFINE TUNING機能でアマチュア無線等のSSB受信が可能。トーンは2段階スイッチ(NEWSMUSIC)で選択。
《思い出》
東京の秋葉原で複数の店を回って、一番安い店で購入した。ダイヤルが無いので選局がしにくいので、急速にラジオに触る時間が減った。その後受信が出来なくなり、ごみとして捨ててしまった。今考えるとジャンクとして売れたかもしれないので、もったいないことをした。ただ当時はオークション等も無く、修理するか捨てるかしか無かった。
 

・・・・その後バイクでのツーリングや自動車のチューニングにのめり込んでしまい、
BCLについては全くもって忘れてしまった。