BCL日記

釣りのように、「遠距離放送局」という魚を「アンテナ」という釣り竿と「ラジオ」というリールで釣る趣味がBCLです。

BCL日記
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使用アンテナ ALA-100MS・FLX1530LN+自作エレメント
マンションでBCLをやっています。ノイズも多くBFな環境なので凄いDXは出来ませんが、コツコツ受信をしています。よろしくお願いいたします。

2010年09月

アンテナ設営です。
 
まずは、打ち込み型の杭を打ち込みます。
 
かなり堅い土地です。最初は2cmぐらいしか入りません。
 
下はコンクリなんじゃないかと思うほどです。
 
しかしグルグルと回転させながら打ち込んでいくと、全部入ってくれました。

イメージ 1
 
 
打ち込みが終わったら、地面に寝かしたグラスファイバーポールにエレメントを設置し、FLG100とターミネータをエレメントに接続して、ポールに設置し、あとはゆっくりとグラスファイバーポールを立ち上げれば、完成です。
設営は10分ぐらいで終わります。

イメージ 2
 
(笑い話)
 
1 犬の散歩
 
ときどき犬の散歩をしている人が近づいてくると、グラスファイバーポールに犬が立ちション便するのが
嫌でした。(これは電柱じゃない!)
 
2 子供のボール遊び

子供がボール遊びしていると、上のフラグエレメントのところに、GOALとかいってボールを蹴ってくるのも
嫌でした。(アメフトしないで)
 

 
とりあえずこんな状況ですが、なんとか人ごみの中で設営しました。

イメージ 3
良く聞こえます。自宅とは全く違う世界です。
イメージ 4
夜になるとYura等ボリビアが良く入ってきて、ほっとします。
しかし雨が強くなってきました。
 
結構良く入っているので、録音しようとしていて一時は撤収を決めたのですが
余りにも遠い放送局が聞こえるので、なかなか帰れずにいます。

19時30分あたりになって、周りが雷でゴロゴロいってきたので、あわてて撤収。

傘差しながらのペディションでしたが、やはりラジオ周りは水が入らないようにタオルで
防護しながらの運用で特段問題ありませんでした。(ラジオもアンテナも)
雨天でも運用可能なことが証明できました。

ANTENNA :Flag Antenna
Location: Kiba Park
Weather: Rain

Time Freq SINPO Contents 
1715 6060 33433 TALK R.Amazonia とりあえずこのあたりからスタート
1720 5025 33433 MUSIC R.Rebelde なかなか上がってこないなー 
1731 4885 24222 MUSIC  Radio Difusora Acreana やっと来た。でも17:46、OTH で撃沈
1747 6135 45433 MUSIC R.Aparecida ほとんどローカル激強 もっと来い
1808 6134.8 32432 MUSIC R.Santa Cruz サンタの曲が聞こえます ラッキー
1830 9820 34443 MUSIC R.Nove de Julho  凄いいい音楽ですね。聴きほれる
1854 9515 33443 TALK  Maruby 1859 IS ゲット マルビーのInterval Single 
1920 4717 34333 MUSIC R.Yura 1924 ID ゲット ケチャの嵐です。強い。ボリビアの音楽。。

今日は本当は木場公園で単独ペディションをしました。
 
朝ウェザーニュースで18時の降水確率70%とあったので、雨が降って機材が壊れるリスクを考えると
慎重に判断せざるを得ませんが、自己責任で行う分には問題ないと思いましたのでゲリペ
(ゲリラ的なペディション)を実施。
 
木場公園までは自転車で15分程度と近く、ほとんど近場の雰囲気です。
フラグアンテナは小型なので自転車で機材を積んで行けます。
そして到着。どうも隣接する東京都現代美術館で宮崎アニメ関連の展覧会をしているみたいで凄い人です。
 
公園も帰りの客でいっぱいかもと思ったら、案の定 通常の休日より多い人でした。
イメージ 1
どこにアンテナを張ろうかあ。。。
一人だと、やはり肩身が狭いです。ちょっと、そこ開けてもらえます???

イメージ 2

こんな水飲み場もありますので、すぐに幟台に水を入れることも可能です。
(これでアンテナを立てるんですね)
 
あんまり重くなると運ぶのも大変なので、近くにこういうのがあると本当に便利です。
 
汚れた機材を洗うのも楽です
木場公園最高!

とりあえず、近場のボール遊びしている方にそれとなく、挨拶して、少しだけ場所を頂きます。
 
ベンチもすぐ近くにありますので、便利です。結構みなさんボーと、公園で読書を楽しまれています。
 
なかなかスペースがありません。これまたお座りになられている読書中の方に挨拶して、
半分ベンチを分けていただきました。
(私がアンテナの設営をし出すと、すぐそーと帰ってしまいましたが、、orz)

イメージ 3

こんな軽装でやってきました。自転車なので足は軽いです。スタコラさっさ。

みなさん平和な日曜の午後を楽しまれている中で、突然忽然と一本のポールが屹立しました。
かなりの違和感を感じます。
 
今から何が始まるのか!
 
周囲のおじさんから
「それって釣竿だよね。なに始めるの??」と軽いジャブが入りました。
子供たちは、「あのおじさん何やっているの?」と親に聴いてます。
 
はー、無線無線です。とBCLといっても分かってもらえそうにないので、説明します。
 
ちなみに夕方は無線(ハム)の人も撤収しているので、かなり肩身狭いです。

イメージ 4

コンパスにて、妨害電波(北朝鮮)の方角を探ります。北朝鮮からのジャミングを消して
南米の放送を聞きたいためです。
 
ちなみにちょうど南米は北朝鮮の反対方角なので、フラグアンテナは後ろを北朝鮮に向けて
前を南米に向けるとちょうどよいわけです。
(続く)


昨夜から今朝にかけて超小型フラグアンテナを使ってみて感想です。
 
フラグアンテナの性能が野外のようには、自宅では出なかったようです。
 
これは建物自体が金属の籠のような形態で、そのような環境ではフラグアンテナの
特性が損なわれるからだと思います。
 
フラグアンテナについて、どのくらいナルがあるかを30度づつプロットを取って観測したところ、
ナルはSで2程度はあるようですが、コンピュータシミュレーションのような深さは出ていませんでした。
(35メータバンドの中国局でテスト。西に向けてS=9の局が東に向けるとS=7となる。)
 
コンピュータシミュレーションでは30dBはナルがあるはずなのですが、これでは10dB程度に留まります。
 
近隣の手すり、建物の鉄筋、さらにそもそも中国局が建物の後ろ側なので、届いてる中国波が建物の周囲を
伝わって届いたり、反射して届いている可能性があるのでそのせいでナルがあまり出なかったという
理由も考えられます。
 
小型アンテナでもやはり野外や、屋上など開けた場所でないと活用できないようです。
逆にタワーを持っていてローテーターを回せる人は使えるかもしれませんね。

超小型フラグアンテナが完成しました。

こちらがその写真です。

ほとんどアンテナの存在が分からないぐらいに透明です。
エレメントが目立ちますが、、、

釣り糸(6番)を使って、吊り橋のようにして固定しています。
これならば、アンテナということがほとんど外からは分からなくなりました。
(同軸をフィードに接続すると、黒い同軸線が目立つのがネックです。)
 同軸は白で塗ることにします。
軽く、受風面積も小さいので、風にも強い構造です。
エレメントやターミネーター等の分解も簡単です。



構造部を透明アクリル柱にして 景観を損ねないようにしました。
またターミネーターの抵抗調整や、ビームの向き変更も簡単に出来ます。
底板は特大のアクリル板です。重いため、十分安定感があります。


ベランダが少しだけお洒落になりました。

HFSpanで12時のHFバンドを見てみました。
イメージ 1
感度は控えめですが、ノイズフロアーが低く、SN比は高めです。
直線性があり、満足出来ます。
(なお、フィード側にはFLG100、室内側にはALA100MS付属のプリアンプを使っています)

一方こちらは、同時刻のALA100MSのHFSpanです。

イメージ 2
(ALA100MS付属の室内プリアンプを使うと発振してしまうため、室内プリアンプ
 を外してΔLoop7室内コントローラーで12V電源を供給しています。FLG100付属の
 アダプターなら問題ありませんが、ΔLoop7との付け替えが便利なので、ΔLoop7
 室内コントローラーを使っております。)

ALAの方が感度は中波で20dBほど高い一方で、ローバンドのノイズフロアは
10dBほど高い状態です。一方、6MHzでの感度はALAも超小型フラグアンテナも
同等です。また7MHz付近の近隣ノイズもFLGの方が低いです。
とにかく超小型フラグの方がノイズフロアがフラットです。ハイバンドの感度とノイズフロアは
15MHzぐらいまでは、超小型フラグもALAもほぼ同等です。それ以上のハイバンドになると
ALAの方が20dBほど感度が高いですが、それでもハイバンドに強力局が多いことを
考えると実用可能なレベルです。

やっと完成しました。自宅用フラグアンテナ。ほぼコンセプト通りです。


なお、今回製作した部品は⑧~⑪は秋葉原、
その他は新宿の東急ハンズで買うことができます。
加工もしてくれますので、便利でした。

もう一度、超小型フラグの部品と大体の金額(加工代込み)を書いておきます。
アクリルなので高いですけど、長く使うことと設置するベランダがリビングの目の前の
場所なので、投資しました。

構造部 9,000円
①アクリル円柱(直径10mm × 1m) 約1,000円
②アクリル円柱(直径30mm × 1m)=80cmに切る。上から15cmぐらいで
 直径10mmの穴をあける。 約2,000円
③アクリル円柱(直径30mm × 0.5m) 2等分する。
 まん中に直径10mmの穴をあける。 約1,000円
④アクリル板(一番大きいもの)   約5,000円
⑤アクリルサンデー(アクリル用接着剤 ②と④の接続に使います)

エレメント部 約2,000円
⑥銅円柱(中は空洞) (直径3mm)×1m ×2 約500円
⑦銅棒          (直径2mm)×1m←2等分に切る ×2 約500円
⑧バナナプラグ(オーディオ用圧着方式) ×4   約1,000円

固定機材
⑨釣り糸(6番)   10m 約200円
⑩固定用のケーブルクランプ×2   約300円
⑪インシュロック AB-150W     約1,000円

(この他、Wellbrook社の FLG100 ターミネーター、室内側プリアンプ(Wellbrook)が
 必要です。室内側プリアンプは、Wellbrook社にFLG100を注文するときに
 ALA100MSと同じ室内コントローラーにしてほしいと言えば変更可能だと思います。
 値段は高くなるとは思いますが、その価値はあると思います。) 

なお、製作される場合には、自己責任でお願いします。
高所作業は十分気を付けて、落下事故等が無いようにくれぐれも注意してください。

私は一切事故等の責任は負いませんので、ご注意ください。


フラグアンテナの考察をしている国内・海外の情報を集めてみました。

①Flag Theory   Dallas Lankford
 
 フラグアンテナは一般に感度が大幅に低いと言われています。

 コンピューターシミュレーション等で分析している人々で
 そう主張する人が多いです。しかし実際に実験すると分かるはずですが、
 実は、そう考えられているほど感度が悪くないということを理論的に解析しています。
  (この点では③とは違う立ち位置にあります。実証結果を元にそれを解析する
   理論を作っています)

 数式等が多いですが、要するに、
 ・カーディオイド型指向性のゲイン…a と
 ・2つのDipoleのフェーズドアレイ構成により、生じるロス…b
 ・2つのDipole(フラグ)がもたらす熱雑音の増加…c

  の3点に分解して、ゲインがさほど小さくないということを物理学的に証明しています。

  aで方向面に向かったゲインは、対磁界ループ比で約2倍のゲイン、
  他方bとc合わせても、そのロスは、約3分の2程度に留まることから
  磁界型ループ比でも、半分程度のゲインが確保出来る。よって
  フラグアンテナの感度はそれほど低く無いと説明しています。
 
 この①は、フラグアンテナ=
   2つのDipoleのフェーズドアレイ構成
  という仮説をベースに構成しています。

  ①の数式では、大きさが小さくなっても定数がある分、フェーズドアレイとしての
  動作は保たれること、インピーダンスマッチングでダイポールとの感度差もさほど
  無いこと、ゲインロスはあってもそれほど大きくは無いこと、等が示唆されるので
  結果として、小型にしても、それほど性能が落ちないということが示唆されるわけです。
 
   勿論これらは決定的な証拠が無いので証明とは
   なりませんが、定数的効果もあるということが数式上示唆されていて、
   周波数やエレメントの大きさに左右されずに安定稼働する部分があるというのが
   面白いところです。(この定数に注目したのが私の④の仮説になっています)

②FLAGS, PENNANTS AND OTHER GROUND-INDEPENDENT LOW-BAND 
 RECEIVING ANTENNAS Earl W. Cunningham, K6SE

 
  EWEアンテナがアースの出来不出来に左右されるため、アースの出来に左右されない
  安定稼働するアンテナを求める試行錯誤がされたこと、そしてその試行錯誤の中で
  フラグアンテナやペナントアンテナがローバンダーから見出されてきたということが
  分かりやすく書かれています。

③HAM Journal No.100 1995年12月

  ローバンド受信用小型ビーム、Ewe(逆U)アンテナをシミュレータで解析
   小型ビーム・ループ・アンテナの研究 JF1DMQ 山村 英穂
       
  実証に基づいた論文ではありませんがEWEアンテナのシミュレーションを間違えて
偶然フラグアンテナ(小型ビーム・ブーム・アンテナと呼称されています。)の
シミュレーションをしたところ、FB比の特性が良いということがきっかけで詳しく
シミュレーションしています。

上記の雑誌は絶版ですが、
  こちらに著者のフラグアンテナのコンセプト概要が記載されています。

   The mechanism was that, the Small-Loop-Beam(Flag antenna)  is a pair of dipole,
   (中略)
The two dipoles act as a phased array, (中略) The parallel wire section does not 
   radiate, but the two dipoles does. cardioid directivity is created. 

    スモールループビーム(フラグアンテナ)=
      ダイポールがペアになった組み合わせで
      水平の部分は機能しない
      2つのダイポールがフェーズドアレイとして動作
         =カーディオイド型の指向性が作られる。
   
       この説明は、上記①の説明とも整合性があります。
  
後日山村先生からメールをいただき次のような説明をいただきました。


「アンテナ工学ハンドブック」には昭和44年の論文が参照されており、ループに抵抗を入れると指向性が出ることは古くから知られておりました。

FLAGアンテナの動作原理を明確にされたのは山村英穂OMでした。2つの垂直ダイポール部ダイポールの両端を接続するフェーズライン(ここでは受信しない)による空中線で中波から短波帯でのカージオイド型の指向性を実現する広帯域受信用アンテナです。

ここで多くのOMの方が、フラグアンテナは、ビバレッジのような 「進行波型アンテナだ」と誤解してしまいます。しかしご存知のとおり、進行波アンテナは、線上の進行波電流が進むにつれて(同時に)輻射して行くアンテナですが、フラグの上下2本のエレメントは相殺しほとんど輻射しないので進行波アンテナでは無いのです。
 
進行波アンテナとしてのビバレージとの動作の違いは、slow wave effectの介在有無です。地表に近い部分では、地面が導体なので(電気を流すので)、水平編波(電界が水平)が存在せず、垂直編波しか無い(ほぼ)状態なので本当に垂直成分しかないと、電線を水平に張ったビバレージでは受信ができませんが、地面は抵抗を持っているため地表近くの電波は進むスピードが遅いため、地表の「遅れた電波」に引っ張られて電界が進行方向に傾きます。(Zenneck 効果、あるいは Zenneck の表面波)こうして、水平成分が出るので、水平に張った線でビバレージは受信できるわけです。

しかし、フラグアンテナは自由空間でビームが出ます。地面は必要なく、slow waveZenneck 効果は不要です。進行波アンテナとしてのビバレージとは動作が違います。

ダイポールは波長とは関係なく、形状で成り立つものなのです。
電線を2本張ったら、電圧が出ます。
よって受信できます。

このとき、電力の伝達の良否は別問題です。
SWRが良ければ沢山電力が来るでしょうし、SWRが悪ければ、少しの電力しか来ません。

でも、伝達効率は落ちるとしても送信できるし、受信できます。

ところで送信のときにはSWRの良否が大問題です。

ところが受信のときには事情が違います。SWRが悪いときにはフラグアンテナでの信号も弱まりますが、外来フロアノイズも同様に弱まるので、実は受信時のSN比は通常のダイポールと変わりません。

受信機内やプリアンプの内部雑音(セットノイズ)が外来フロアノイズより少ない範囲であればSWRの高いダイポールでも受信できます。10MHz程度以下の外来フロアノイズは、セットノイズは20dBか30dB上(HF)、あるいは40dBから60dB上(MF、LF)でしょうから、SWRが悪くて、電力の伝達が-20dBから-60dBでも受信可能です。増幅が20dBなら、SWRは400でも同調したダイポールと同様であり、40dBならSWRは4万のダイポールであってもいいのです。
 
更に、送信では、同軸ケーブル(通常、50Ω)に対するSWRです。もし、受信側プリアンプの入力に600Ωを使えば、もっとSWRは低く、電力伝達(感度)は良くなります。非常に高いインピーダンスのアンプで受ければ、アンテナに誘起した「電圧」は増幅できます。つまりフラグアンテナは電圧増幅型のアンテナです。SWRが高くて電流がほとんど流れないので、電力は小さいのですが、電圧があって、高いインピーダンスで受けるプリアンプで増幅ができて、必要なSN比が得られるなら受信できます。

ハイインピーダンスで、広帯域に受信すると、非常に強い信号と、DXの弱い信号が、同時にアンプに入るので、歪み特性(ダイナミックレンジ)が問題になってきますので今回のフラグアンテナではWellbrook社のFLG100を使用しております。
 
フラグアンテナで、前方へのビームが出るのは、ダイポールアンテナの打ち消しの結果です。終端抵抗を変えるとこれができるのです。ですから、終端抵抗は可変にして、現場で調整するのがよいでしょう。


理論は色々の説明がありますが、とにかく不思議なアンテナです。フラグアンテナは面白いアンテナです。


自宅用フラグアンテナで昨日は多少ノイジーだと思っていたところですが
実はアンテナ線を外してみても同様にノイジーだったので、どうもアンテナが
ノイジーなのではなくて、シャック内のノイズが原因のようでした。
(調べたら分配機のところでノイズを拾っていました。分配機のシャーシを
 アースに落とすことで一件落着)

なんと、あまりにもフラグアンテナのフロアノイズが低いので、通常意識していなかった
周辺ノイズを感じていたようです。

そこでもう少し使いやすくするべく、フラグアンテナからのゲインを上げるプリアンプを
付けてみました。

プリアンプには、ちょうどALA100MSの室内プリアンプがあるので、これでゲインを
持ち上げてみました。

そうすると、ノイズも目立たず、かつトルクフルな音で「かなりいい感じ」です。

これがHF Spanで見た23時の状況です。

大変直線性が良く、感度も良い感じです。

聞いた感じもノイズも無く、かつNKのジャミングもかなり抑えられています。
多少ハイバンドのゲインが控えめですが、中波等の混変調もありません。
小型ではありますが、意外にも実戦的なアンテナのようです。

23時過ぎのHFSpan 
イメージ 1

23時37分、現在 5030kHzkHz RTM-Sarawak  (Mal) が SINPO=35443で入感です。
音楽番組ですが、良い音楽がかかっています。 混信等はありません。
どうも掲示板の情報を見る限りΔLoop7と遜色無いようです。

フラグアンテナ(自宅版) わずか50cm×100cmのサイズ
抵抗値は、シミュレーションの最適値を参考に少し低めの700Ω程度にしたところ
調子良いようです。

小型フラグアンテナの全景

全体を透明アクリルのパイプと板で製作しているので
フラッシュ光があたって目立つように見えますが、普段は透明で目立ちません。


このままでは自宅もフラグアンテナメインでも支障無いかもしれません。
(無指向性で受信したいようなケースだけはALAを使う)
ゲインは低いですが、プリアンプで持ち上げてもノイジーではありません。
聴いてみたところ、耐ノイズ性能はΔLoop7やALA並みのようです。
それほど近隣のノイズを感じません。

ナルがあるので、NKはかなり弱めることができているように思います。

反面聴く放送により、ビームの方向を毎回変える必要があるかもしれません。
国内中波でも近畿、九州地方がほとんど聴こえなくなります(ビームを東に向けている状態)

このため従来の磁界型アンテナとの使い分けも必要だと思います。

自宅版の超小型フラグアンテナを作ってみました。

縦が50cm 横が100cmのサイズです。
エレメントは上側は3mm銅管(1m×2) 側面は2mm銅棒(50cm×4)
にて構成し、銅棒を中心点で90度折り曲げて片側を銅管に入れることで構成しています。
エレメントの端はバナナプラグ(オーディオスピーカーケーブル用の圧着方式分)で
直接モジュールとターミネーターに接続しています。

自宅で展開しても目立たないように構造部はアクリルの棒とベースで製作しました。
まだ仮設状態のためロープで各部品類を設置しています。自立可能ですが、落下防止の
ため2重に補強しています。

工夫している箇所は、エレメントに近い部分に
金属等の導体を使っていないことです。
フラグアンテナが近隣の金属に影響を受けやすいことから
この点はアクリルを使うことで対応しました。
木でもよかったのですが、ベランダ等いつも見る場所ゆえに、
極力見栄えを重視しました。

(超小型フラグアンテナ全体像) 柱は全体が透明でエレメントは細いため、仮設補強用の
                     ロープが無くなれば、ほとんど目立ちません。
                     アクリル円柱 30mm が1本(80cm)と2本(25cm) 
                     10mm が1本(100cm)。底は大きなアクリル板。
                     アクリルサンデーで接着(円柱間は、円柱に10mmの
                     穴をあけて摩擦熱を使って圧着組み立て)
                     各モジュールと円柱を取り付けるワイヤーステッカーが
                     30mmに対応するものが見つからずロープで仮固定中。
                     18mmまでのものしか知らないため、苦戦中。
イメージ 1

イメージ 2


早速夜9時ですが受信してみたところ、やはり中国や韓国はかなり弱めで、NKジャミングも
弱くなっています。南米が受信できる時間ではなかったのですが、それなりの効果は
あるようです。ただ近隣のノイズの影響を受けやすいようで、バンドのところどころに
PC系と思われるノイズが入ります。(PCを操作していてノイズが変わるので分かる)
ΔLoop7等ではそういうことはありませんでしたので、やはりフラグアンテナは磁界ループ
よりもノイズの影響を受けやすいことが分かります。
感度的には、やはりΔLoop7等より30dBほど落ちるため、プリアンプ等は必要かも
しれません。
建物から近いということもあり、やはり十分に性能は活かせていないようです。
ただ南米局を家で聞きたいというような場合に、ジャミングを消去するなどの
目的であれば活用することもあるかもしれません。

野外のほうがこのアンテナは真価を発揮できると思います。

(PS)
どうも抵抗値が820Ωだと高すぎたようです。
オプティマイザーを走らせたところ、730Ωが最適解でした。(このときFB比は
50dB以上もあることになります)
トランスの抵抗も考えると、700Ω程度なんでしょうね。
次回からは、700Ωで運用してみます。
NKジャミングが自宅でもこのような小型アンテナで消えると南米局が
聞きやすくなりますね。

(抵抗値を730Ωにした場合のシミュレーション) 凄いFB比ですね。

イメージ 3

実験はまだまだ必要なようです。

Anyway
フラグアンテナは面白いです。

ぜひ皆さんもトライしてみてください。
新しい世界が広がりますよ。

イメージ 4

超小型フラグアンテナ(ベランダ用)のシミュレーションをしてみました。

この計算だとFB比は30dB以上やはりあるようです。

縦1m 奥行きπmのサイズです。(前回のコンセプト図の2倍のサイズ)

エレメントは、銅の細い棒を使います。(エレメント上下で分けて
0.5m πm 0.5mと折り曲げ ターミネーターとトランス&アンプと接続)

イメージ 1

CM Flag m( )m (RX 90m-35m Band)
CE
GW 1 19  1.56 0  1.5 -1.56  0 1.5  .0008
GW 2 9  1.56 0  2.5  1.56  0 1.5  .0008
GW 3 19  1.56 0  2.5 -1.56  0 2.5  .0008
GW 4 9 -1.56 0  2.5 -1.56  0 1.5  .0008
GE 1
sy R=820
LD 4 4  5  5  R  0 
GN 2 0 0 0 13  0.005
EX 0 2  5  0  1.0 0.0
FR 0 1 0 0 6.1348 1
EN


ゲインもペティション用と大差ありません。これはいけるかも。

今度は 当初の隠密型コンセプト版と同じサイズでシミュレーションしてみました。
イメージ 2
イメージ 3


CM Flag m( )m (RX 90m-35m Band)
CE
GW 1 19  0.78 0  1.5 -0.78  0 1.5  .0008
GW 2 9  0.78 0  2.0  0.78  0 1.5  .0008
GW 3 19  0.78 0  2.0 -0.78  0 2.0  .0008
GW 4 9 -0.78 0  2.0 -0.78  0 1.5  .0008
GE 1
sy R=820
LD 4 4  5  5  R  0 
GN 2 0 0 0 13  0.005
EX 0 2  5  0  1.0 0.0
FR 0 1 0 0 6.1348 1
EN


ゲインは落ちますが、それでも(大型の)K6SE版と同等のゲインですし、
一方でFB比はしっかり30dB以上稼いでいます。

垂直方向はわずか50cmで横幅は1.56mしかありません。
(実際はターミネーター等の挿入があるので、垂直方向はエレメントをもう少し短く
 することになると思います)

これなら、使わないときは仕舞ったり透明のアクリルで見えないポールを使ったり
出来るかもしれません。かなり目立たないアンテナに出来そうです。

しかしこんなに本当に上手くいくのだろうかと疑問にも思います。
もしこれが可能であれば、自宅でのフラグアンテナの設営が可能かもしれません。

ただ磁界型ループと比べて、近接界のノイズに影響されやすいことや
ベランダの金属物との干渉が予想されるので、はたして動くかどうか
まだ分かりません。

ただこれで自宅でNKのジャミングがナルアウト出来るようであれば、
かなりBCLの楽しさも膨らむと思います。

毎回野外受信というのも不便ですので。。

フラグアンテナの改善(コンピューターシュミレーション)    

4NEC2(アンテナシミュレーションソフト)

コンピューターシミュレーション

してみたところ、FB比が30dBほどあることが分かりました。

最近はコンピューターでアンテナのエレメントの変化による
効果をシミュレーション出来るようになり、便利ですね。
これで色々と改善を図ってみたいと思います。

HV比率1:2のフラグアンテナを検証したところ、かなりナル深。
試したいところでもあるのですが、どうでしょうね。

Flag Antenna by K6SE
イメージ 2

FB比が50dBもあります。驚異的です。
 
CM Flag K6SE (RX 160-80-40-30-20m)
CE
GW 1 19  2.0 0  1.5 -2.0  0 1.5  .0008
GW 2 9  2.0 0  3.5  2.0  0 1.5  .0008
GW 3 19  2.0 0  3.5 -2.0  0 3.5  .0008
GW 4 9 -2.0 0  3.5 -2.0  0 1.5  .0008
GE 1
sy R=890
LD 4 4  5  5  R  0 
GN 2 0 0 0 13  0.005
EX 0 2  5  0  1.0 0.0
FR 0 1 0 0 6.125 1
EN



ペティション用フラグアンテナ m (  )m版
not so good null ←と思ったけれど全体のゲインが高いので結構ナルは深い
 but high gain compare to above !
イメージ 1
イメージ 3

設定値バリュー
CM Flag m( )m (RX 90m-35m Band)
CE
GW 1 19  2.27 0  1.5 -2.27  0 1.5  .0008
GW 2 9  2.27 0  2.96  2.27  0 1.5  .0008
GW 3 19  2.27 0  2.96 -2.27  0 2.96  .0008
GW 4 9 -2.27 0  2.96 -2.27  0 1.5  .0008
GE 1
sy R=820
LD 4 4  5  5  R  0 
GN 2 0 0 0 13  0.005
EX 0 2  5  0  1.0 0.0
FR 0 1 0 0 6.1348 1
EN


(((オプティマイザーをしたところ900Ωが最適になっています。)))

But 他の要素がシミュレーションで検討されていない。

 たとえばトランス自身の抵抗
 
 接点の抵抗

 
まあ、820Ωというのも。Art 

検証で得た数字にすぎず、あとは信じるか信じないか。

機材が変わったりすると最適な抵抗も変わるかもしれません。


Anyway Null is very deep.
NKジャミングをNull Out 。
反面、位置がちょっとでもずれてくると、折角の性能が発揮出来ない恐れがあります。

私はコンパスを買うことにしました。

2点で計測すれば、かなり正確にジャミングの送信地は分かるのですが
とりあえず地図を見ながら、NKの付近に合わせてあとは微調整というところ
でしょうか。




フラグアンテナの実験 フィールドテスト3回目       

今日はフラグアンテナを皆さんにご紹介することも兼ねて、
水元公園でのペディションをしてきました。

岩沙さん、宮地さん、そして今回初めてお会いした西口さんとご一緒です。

(世界の電波を釣り上げ中の旗)/ フラグアンテナと同じ旗ですね。
イメージ 1



イメージ 5
周囲は障害物も無い大変FBな環境です。この川辺の芝生にフラグアンテナを展開しました。


西口さんもSONYのアクティブアンテナ、で参戦されましたが、下記の比較テストをした
後は、やはり夕方以降のNKからのジャミングが厳しく、皆さんでフラグアンテナを分配機で
4つに分けて受信していただくことにしました。

比較テスト フラグアンテナ VS ΔLoop7

ΔLoop7とフラグアンテナで皆さんで午後3時頃11780kHzで比較。

フラグアンテナは中国を排除してアマゾニアをSINPO=43443で受信
ΔLoop7は中国の混信が強くアマゾニアが確認困難(SINPO=22442)でした。
 (回転させてナルアウトを試みましたが、指向性がほとんどありませんでした)

フラグアンテナが30dB程度(Sメーターで6つぐらい)の混信除去効果が
ハイバンドでもあることが実証されました。

さらに午後6時頃、6MHzのNKのジャミング(6MHz付近の2つのジャミング)が
ペルセウスの画面では、ほとんど南米局等に隠れてハッキリとは山が見えない
ということも分かりました。ローバンドでもナルアウトが30dB程度有ることが
証明されました。広帯域にナルの深さが出ているようです。

←NKジャミング                                南米局→
                     フラグアンテナ
イメージ 6

私のフラグアンテナ(πフラグ)の特徴は、全面のゲインが高いことです。
ナルはFB比で30dB以上確保しています。
イメージ 7

垂直面から見ると、後方は打ち上げ角が高い近隣ジャミングを除去しやすくなっています

              π       
  -------------------------------- 
  |0.5                          |    
  R               feed  
  | 0.5              |    
  -------------------------------- 
  
       
         R=820Ω
     Feed  =16:1 Transformer and very high dynamic amplifier (like FLG100)

       
フラグアンテナですが知りえる範囲では下記のような受信成果がありました。
(他にもかなり色々聴こえていました)


6080kHz R.Marumby
16:29から受信
ゆったりした音楽番組が流れています。

録音はこちら



6019.3kHz Radio Victoria  
17:05:00 2010-09-19

  ベートーベンの第9のサビのあとRadio VictoriaのIDありました。
ジャジャジャジャーン ラジオ・ビクトリア! 

これ かなり強烈なインパクトです。(このときペディションの一同大笑! )
こちらが録音になります。
                   6019.3kHz Radio Victoria                  



6134.8kHz Radio Santa Cruz   
18:04:00 2010-09-19

  水元公園でフラグアンテナで受信したサンタクルーズの受信音です。
18時4分頃からの受信です。サンタクルーズのテーマ音楽が聞けます。

最初のサビは関係ないのですが、後半のサビになってから
サンタクルーズ サンタクルーズ ラジオ・サンタクルーズと
歌っています。

 これも かなり強烈なインパクトです。
(このときペディションの一同腹をよじってました! )

このインパクトは、私がはじめて九州朝日放送の
 KBC~KBC~ラジオスイッチ カキクケKBC~ を聞いた時並みに面白いですね。
(70’年代福岡在住の人しか知らないだろうなー)

このKBCの曲と同様。これはサンタクルーズ放送局のテーマソングかなにか
なんでしょうね。
(↓録音はこちらで聞けます)

サンタクルーズ受信中。Sメーターにご注目。
(ほとんど振り切れています。強い)
イメージ 2


4716.7kHz R.Yura   
  19:32:00 2010-09-19
Yuraの音です。クリアでした。
 19時32分ぐらいからの録音です。

 (↓録音はこちらで聞けます)


Re: 5952.4AkHz Emisoras Pio XII    
  19:40:00 2010-09-19
ピオも雰囲気がありますね。途中の曲もなにかコンドルは飛んでいくというイメージです。
 (↓録音はこちらで聞けます)

他にも色々聴こえていました(マルビーとかアマゾニアとかがローカル並み。

上記以外の16時30分から17時 の南米
5910kHz  Marfil Estereo (Spa)
6105kHz  XEQM R.Merida (Spa)
6185kHz  R.Educacion (Spa) 

17時から18時
11925.3kHz R.Bandeirantes (Por)

18時から19時
R.Imaculada Conceicao (Por)

19時から20時
5980kHz  R.Guaruja? (Por)
4746.95kHz Radio Huanta 2000?

この時初めて、マルビーやアマゾニアがそれほど珍しく感じなくなりました。。贅沢。)
6時間があっという間にすぎてしまいました。

今日の最大の成果は
ラジオサンタクルーズの放送局の曲です。
サンタクルーズ、サンタークルーズ 。。。
耳に焼き付いて離れません。
本当に良い思い出になりました。

あと、フラグアンテナの方も、πの比率にしてから、相当ナルが深くなったと
思います。前回はNKはまだ完全には消去しきれていなかったのですが
今日は、本当に…聞こえないという程度にまで消去していました。
30dBという理論値は確実にナルアウトしていたようです。
この比率はやはり間違っていなかったようです。

皆さん、フラグアンテナについてのファーストインプレッションは

「異次元のアンテナだ」
「南米局がまだ聴こえていて、同じ周波数の 
 超強力なKBS(ラジオ韓国)がフラグアンテナのナルアウトで消去出来ている。
 信じられない・」
「ペルセウスで見るとNKの例の6MHz近辺のジャミングの2つの
 波形の山がほとんど見えない(普通はS=9+40dBなのだが)」
「南米局がローカル並みで入っている。 なにこれ?アンビリーバボー」
「これは、自分も作ってみたい。」
「ベバレッジアンテナに匹敵する性能でしょうね。。」

 等 好評でした。
(どうも、本当に聞く前まで、私が騒いでいるのが本当か?ということで
 半信半疑だったみたいですが、本当に性能が高いということで意見が
 一致していました)





皆さん インプレッションありがとうございました。

 また秋になったらペディしましょう。今度はフラグアンテナを別方向に張って、指向性を
切り替えたり出来るようになるといいですね。

HV比率π 820Ωにしてみたところやはり、性能は最高でした。

この比率と抵抗値でフィックスさせたいと思います。

少なくとも、60m~41mバンドの南米短波局には
これで最適化されていると思います。  

フラグアンテナ m( )m Version
イメージ 4

イメージ 3

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