皆さん、こんばんは。

深夜のシャックに居ます。

受信機たちは、漆黒に紛れて

深く沈みこんでいます。

ダイヤルに触ると思いの外

冷たくて、驚きます。

遠い国からの電波が、

それぞれのラジオに、

伝わった時代を過ぎ、

今は、●●のケバイ電波が

受信機を汚染しています。

嗚呼、奥ゆかしい伝播の

時代は何処に行ったのか。

受信機たちがその機能を

発揮出来たあの時代は

どこに行ったのか。

いまは静かなシャックの

中で昔の思い出を抱いたまま

冷たいダイヤルで、次の

出番が来るのを待っている。

そんな深夜のシャックで

一人佇む。