BCL日記

釣りのように、「遠距離放送局」という魚を「アンテナ」という釣り竿と「ラジオ」というリールで釣る趣味がBCLです。

BCL日記
ブログ主 エムエム
使用アンテナ ALA-100MS・FLX1530LN+自作エレメント
マンションでBCLをやっています。ノイズも多くBFな環境なので凄いDXは出来ませんが、コツコツ受信をしています。よろしくお願いいたします。

カテゴリ: フラグアンテナの製作


電線を環境に合わせて適宜m用意して1000オームの抵抗を
下図のように入れて、その抵抗と逆の方にFLG100を入れます。

これを展開するとフラグアンテナとほぼ同じ動作をします。


                  木の枝等に掛ける
                         /\  
                       /    \ 
                     /         \ 
                   /              \ 
                 /                   \ 
               /                        \ 
             /                             \ 
   (FLG100)-----------------1kΩ

地上からの高さは50cmぐらい浮いていればいいと思います。

1m浮いていると理想的です。

周りの環境によると思いますが全長が8mぐらいあって
建物や金属物から10mぐらい離れていればいいのではないかと
思います。

そうじゃなくてもそれほど神経質にならなくても適当に作ればいいと思います。
以前周囲3mのフラグアンテナを造って、ベランダ内でも動作確認出来ています。もちろん性能は落ちますけども。

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フラグアンテナのデメリットとして設営が面倒というのがありました。
エレメント指示棒の部分の設置について

.好董爾鯆イ詈?
幟の基台に水を入れて設置する方式
9困鯊任辰董△修譴魎霏罎砲垢詈?

の3つがありました。

それぞれのメリットは
^貳嵒?砲盒く、安定している。持参品も少ない。
比較的安定している。設営がかんたん。
ペディションやゲリペ時の持参品が少ない

それぞれのデメリットは
.好董爾鯆イ訐澑弔大変で時間がかかる。下がコンクリートだとステーが張れない。
大きな基台を持ち運ぶ必要があり、車等が必要。水を入れられない場合設営不能
9困折れる可能性がある。下がコンクリートだと杭が打てないので設置出来ない

がありました。

これまで、△鮖箸辰同人僂鬚靴討い泙靴拭
しかし車が必要なため、(自分は車を持っていないので)自由な
ゲリぺが不可能でした。(大きな基台2つを持っていくため
自転車では移動が実質的に不可能)
そのため、歩いていったり、電車でいったり、車に同乗させてもらう必要がありました。

今回の改良点はで、杭が折れないようにしたことです。
これまで杭は塩化ビニールのパイプで製作していましたが、今回グラスファイバーを
使った杭を作りました。先端は強化された樹脂で先端を固めています。
そしてこれを大きなゴムのハンマーで打ち込めば、まっすぐ杭を土の中に食い込ませる
ことが可能です。さらにグラスファイバーのエレメント指示棒を深く食い込ませる
事が出来るので、風にも安定し、エレメントが基台がへなってしまいループの形が
真中に倒れることもありません。

この結果△任呂覆で今後運用することにしました。
なにより、△隆霏罎魏箸烹欧鎮屬スペースが不要になりますし
機動的な運用が可能になります。
赤いリュックに全ての機材が入りますので、これからこれで
運用したいと思っています。

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今朝は最近使っていないフラグアンテナのメンテナンスを行いました。
新らたに、フラグアンテナの基台にグラスファイバー製の杭を開発しました。(大げさですが)
これで塩化ビニール製の基台のように途中で折れる心配は無くなります。また
大きすぎて持ち運びが不便な旗用基台を持ち運ばなくても良くなり、機動性が高まりました。
天気が良ければゲリぺを敢行したいと思っています。

初日のハムフェア―8月27日(土曜)
日本短波クラブ講演会で、拙宅で製作したフラグアンテナについて
の動作理論(山村先生ご執筆)と実際の組み立て()、フラグアンテナと
ALAのパフォーマンスの違い(岩沙さんデータ提供)
などの報告の場を設けさせていただけることになりました。
多くの方が参加されることを望んでいます。大体11時ぐらいまでに来ていただければ
詳細は日本短波クラブのブースで分かりますので、そのころまでにお越しいただければ
いいと思います。
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昨夜から今朝にかけて超小型フラグアンテナを使ってみて感想です。
 
フラグアンテナの性能が野外のようには、自宅では出なかったようです。
 
これは建物自体が金属の籠のような形態で、そのような環境ではフラグアンテナの
特性が損なわれるからだと思います。
 
フラグアンテナについて、どのくらいナルがあるかを30度づつプロットを取って観測したところ、
ナルはSで2程度はあるようですが、コンピュータシミュレーションのような深さは出ていませんでした。
(35メータバンドの中国局でテスト。西に向けてS=9の局が東に向けるとS=7となる。)
 
コンピュータシミュレーションでは30dBはナルがあるはずなのですが、これでは10dB程度に留まります。
 
近隣の手すり、建物の鉄筋、さらにそもそも中国局が建物の後ろ側なので、届いてる中国波が建物の周囲を
伝わって届いたり、反射して届いている可能性があるのでそのせいでナルがあまり出なかったという
理由も考えられます。
 
小型アンテナでもやはり野外や、屋上など開けた場所でないと活用できないようです。
逆にタワーを持っていてローテーターを回せる人は使えるかもしれませんね。

超小型フラグアンテナが完成しました。

こちらがその写真です。

ほとんどアンテナの存在が分からないぐらいに透明です。
エレメントが目立ちますが、、、

釣り糸(6番)を使って、吊り橋のようにして固定しています。
これならば、アンテナということがほとんど外からは分からなくなりました。
(同軸をフィードに接続すると、黒い同軸線が目立つのがネックです。)
 同軸は白で塗ることにします。
軽く、受風面積も小さいので、風にも強い構造です。
エレメントやターミネーター等の分解も簡単です。



構造部を透明アクリル柱にして 景観を損ねないようにしました。
またターミネーターの抵抗調整や、ビームの向き変更も簡単に出来ます。
底板は特大のアクリル板です。重いため、十分安定感があります。


ベランダが少しだけお洒落になりました。

HFSpanで12時のHFバンドを見てみました。
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感度は控えめですが、ノイズフロアーが低く、SN比は高めです。
直線性があり、満足出来ます。
(なお、フィード側にはFLG100、室内側にはALA100MS付属のプリアンプを使っています)

一方こちらは、同時刻のALA100MSのHFSpanです。

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(ALA100MS付属の室内プリアンプを使うと発振してしまうため、室内プリアンプ
 を外してΔLoop7室内コントローラーで12V電源を供給しています。FLG100付属の
 アダプターなら問題ありませんが、ΔLoop7との付け替えが便利なので、ΔLoop7
 室内コントローラーを使っております。)

ALAの方が感度は中波で20dBほど高い一方で、ローバンドのノイズフロアは
10dBほど高い状態です。一方、6MHzでの感度はALAも超小型フラグアンテナも
同等です。また7MHz付近の近隣ノイズもFLGの方が低いです。
とにかく超小型フラグの方がノイズフロアがフラットです。ハイバンドの感度とノイズフロアは
15MHzぐらいまでは、超小型フラグもALAもほぼ同等です。それ以上のハイバンドになると
ALAの方が20dBほど感度が高いですが、それでもハイバンドに強力局が多いことを
考えると実用可能なレベルです。

やっと完成しました。自宅用フラグアンテナ。ほぼコンセプト通りです。


なお、今回製作した部品は⑧~⑪は秋葉原、
その他は新宿の東急ハンズで買うことができます。
加工もしてくれますので、便利でした。

もう一度、超小型フラグの部品と大体の金額(加工代込み)を書いておきます。
アクリルなので高いですけど、長く使うことと設置するベランダがリビングの目の前の
場所なので、投資しました。

構造部 9,000円
①アクリル円柱(直径10mm × 1m) 約1,000円
②アクリル円柱(直径30mm × 1m)=80cmに切る。上から15cmぐらいで
 直径10mmの穴をあける。 約2,000円
③アクリル円柱(直径30mm × 0.5m) 2等分する。
 まん中に直径10mmの穴をあける。 約1,000円
④アクリル板(一番大きいもの)   約5,000円
⑤アクリルサンデー(アクリル用接着剤 ②と④の接続に使います)

エレメント部 約2,000円
⑥銅円柱(中は空洞) (直径3mm)×1m ×2 約500円
⑦銅棒          (直径2mm)×1m←2等分に切る ×2 約500円
⑧バナナプラグ(オーディオ用圧着方式) ×4   約1,000円

固定機材
⑨釣り糸(6番)   10m 約200円
⑩固定用のケーブルクランプ×2   約300円
⑪インシュロック AB-150W     約1,000円

(この他、Wellbrook社の FLG100 ターミネーター、室内側プリアンプ(Wellbrook)が
 必要です。室内側プリアンプは、Wellbrook社にFLG100を注文するときに
 ALA100MSと同じ室内コントローラーにしてほしいと言えば変更可能だと思います。
 値段は高くなるとは思いますが、その価値はあると思います。) 

なお、製作される場合には、自己責任でお願いします。
高所作業は十分気を付けて、落下事故等が無いようにくれぐれも注意してください。

私は一切事故等の責任は負いませんので、ご注意ください。


フラグアンテナの考察をしている国内・海外の情報を集めてみました。

①Flag Theory   Dallas Lankford
 
 フラグアンテナは一般に感度が大幅に低いと言われています。

 コンピューターシミュレーション等で分析している人々で
 そう主張する人が多いです。しかし実際に実験すると分かるはずですが、
 実は、そう考えられているほど感度が悪くないということを理論的に解析しています。
  (この点では③とは違う立ち位置にあります。実証結果を元にそれを解析する
   理論を作っています)

 数式等が多いですが、要するに、
 ・カーディオイド型指向性のゲイン…a と
 ・2つのDipoleのフェーズドアレイ構成により、生じるロス…b
 ・2つのDipole(フラグ)がもたらす熱雑音の増加…c

  の3点に分解して、ゲインがさほど小さくないということを物理学的に証明しています。

  aで方向面に向かったゲインは、対磁界ループ比で約2倍のゲイン、
  他方bとc合わせても、そのロスは、約3分の2程度に留まることから
  磁界型ループ比でも、半分程度のゲインが確保出来る。よって
  フラグアンテナの感度はそれほど低く無いと説明しています。
 
 この①は、フラグアンテナ=
   2つのDipoleのフェーズドアレイ構成
  という仮説をベースに構成しています。

  ①の数式では、大きさが小さくなっても定数がある分、フェーズドアレイとしての
  動作は保たれること、インピーダンスマッチングでダイポールとの感度差もさほど
  無いこと、ゲインロスはあってもそれほど大きくは無いこと、等が示唆されるので
  結果として、小型にしても、それほど性能が落ちないということが示唆されるわけです。
 
   勿論これらは決定的な証拠が無いので証明とは
   なりませんが、定数的効果もあるということが数式上示唆されていて、
   周波数やエレメントの大きさに左右されずに安定稼働する部分があるというのが
   面白いところです。(この定数に注目したのが私の④の仮説になっています)

②FLAGS, PENNANTS AND OTHER GROUND-INDEPENDENT LOW-BAND 
 RECEIVING ANTENNAS Earl W. Cunningham, K6SE

 
  EWEアンテナがアースの出来不出来に左右されるため、アースの出来に左右されない
  安定稼働するアンテナを求める試行錯誤がされたこと、そしてその試行錯誤の中で
  フラグアンテナやペナントアンテナがローバンダーから見出されてきたということが
  分かりやすく書かれています。

③HAM Journal No.100 1995年12月

  ローバンド受信用小型ビーム、Ewe(逆U)アンテナをシミュレータで解析
   小型ビーム・ループ・アンテナの研究 JF1DMQ 山村 英穂
       
  実証に基づいた論文ではありませんがEWEアンテナのシミュレーションを間違えて
偶然フラグアンテナ(小型ビーム・ブーム・アンテナと呼称されています。)の
シミュレーションをしたところ、FB比の特性が良いということがきっかけで詳しく
シミュレーションしています。

上記の雑誌は絶版ですが、
  こちらに著者のフラグアンテナのコンセプト概要が記載されています。

   The mechanism was that, the Small-Loop-Beam(Flag antenna)  is a pair of dipole,
   (中略)
The two dipoles act as a phased array, (中略) The parallel wire section does not 
   radiate, but the two dipoles does. cardioid directivity is created. 

    スモールループビーム(フラグアンテナ)=
      ダイポールがペアになった組み合わせで
      水平の部分は機能しない
      2つのダイポールがフェーズドアレイとして動作
         =カーディオイド型の指向性が作られる。
   
       この説明は、上記①の説明とも整合性があります。
  
後日山村先生からメールをいただき次のような説明をいただきました。


「アンテナ工学ハンドブック」には昭和44年の論文が参照されており、ループに抵抗を入れると指向性が出ることは古くから知られておりました。

FLAGアンテナの動作原理を明確にされたのは山村英穂OMでした。2つの垂直ダイポール部ダイポールの両端を接続するフェーズライン(ここでは受信しない)による空中線で中波から短波帯でのカージオイド型の指向性を実現する広帯域受信用アンテナです。

ここで多くのOMの方が、フラグアンテナは、ビバレッジのような 「進行波型アンテナだ」と誤解してしまいます。しかしご存知のとおり、進行波アンテナは、線上の進行波電流が進むにつれて(同時に)輻射して行くアンテナですが、フラグの上下2本のエレメントは相殺しほとんど輻射しないので進行波アンテナでは無いのです。
 
進行波アンテナとしてのビバレージとの動作の違いは、slow wave effectの介在有無です。地表に近い部分では、地面が導体なので(電気を流すので)、水平編波(電界が水平)が存在せず、垂直編波しか無い(ほぼ)状態なので本当に垂直成分しかないと、電線を水平に張ったビバレージでは受信ができませんが、地面は抵抗を持っているため地表近くの電波は進むスピードが遅いため、地表の「遅れた電波」に引っ張られて電界が進行方向に傾きます。(Zenneck 効果、あるいは Zenneck の表面波)こうして、水平成分が出るので、水平に張った線でビバレージは受信できるわけです。

しかし、フラグアンテナは自由空間でビームが出ます。地面は必要なく、slow waveZenneck 効果は不要です。進行波アンテナとしてのビバレージとは動作が違います。

ダイポールは波長とは関係なく、形状で成り立つものなのです。
電線を2本張ったら、電圧が出ます。
よって受信できます。

このとき、電力の伝達の良否は別問題です。
SWRが良ければ沢山電力が来るでしょうし、SWRが悪ければ、少しの電力しか来ません。

でも、伝達効率は落ちるとしても送信できるし、受信できます。

ところで送信のときにはSWRの良否が大問題です。

ところが受信のときには事情が違います。SWRが悪いときにはフラグアンテナでの信号も弱まりますが、外来フロアノイズも同様に弱まるので、実は受信時のSN比は通常のダイポールと変わりません。

受信機内やプリアンプの内部雑音(セットノイズ)が外来フロアノイズより少ない範囲であればSWRの高いダイポールでも受信できます。10MHz程度以下の外来フロアノイズは、セットノイズは20dBか30dB上(HF)、あるいは40dBから60dB上(MF、LF)でしょうから、SWRが悪くて、電力の伝達が-20dBから-60dBでも受信可能です。増幅が20dBなら、SWRは400でも同調したダイポールと同様であり、40dBならSWRは4万のダイポールであってもいいのです。
 
更に、送信では、同軸ケーブル(通常、50Ω)に対するSWRです。もし、受信側プリアンプの入力に600Ωを使えば、もっとSWRは低く、電力伝達(感度)は良くなります。非常に高いインピーダンスのアンプで受ければ、アンテナに誘起した「電圧」は増幅できます。つまりフラグアンテナは電圧増幅型のアンテナです。SWRが高くて電流がほとんど流れないので、電力は小さいのですが、電圧があって、高いインピーダンスで受けるプリアンプで増幅ができて、必要なSN比が得られるなら受信できます。

ハイインピーダンスで、広帯域に受信すると、非常に強い信号と、DXの弱い信号が、同時にアンプに入るので、歪み特性(ダイナミックレンジ)が問題になってきますので今回のフラグアンテナではWellbrook社のFLG100を使用しております。
 
フラグアンテナで、前方へのビームが出るのは、ダイポールアンテナの打ち消しの結果です。終端抵抗を変えるとこれができるのです。ですから、終端抵抗は可変にして、現場で調整するのがよいでしょう。


理論は色々の説明がありますが、とにかく不思議なアンテナです。フラグアンテナは面白いアンテナです。


自宅用フラグアンテナで昨日は多少ノイジーだと思っていたところですが
実はアンテナ線を外してみても同様にノイジーだったので、どうもアンテナが
ノイジーなのではなくて、シャック内のノイズが原因のようでした。
(調べたら分配機のところでノイズを拾っていました。分配機のシャーシを
 アースに落とすことで一件落着)

なんと、あまりにもフラグアンテナのフロアノイズが低いので、通常意識していなかった
周辺ノイズを感じていたようです。

そこでもう少し使いやすくするべく、フラグアンテナからのゲインを上げるプリアンプを
付けてみました。

プリアンプには、ちょうどALA100MSの室内プリアンプがあるので、これでゲインを
持ち上げてみました。

そうすると、ノイズも目立たず、かつトルクフルな音で「かなりいい感じ」です。

これがHF Spanで見た23時の状況です。

大変直線性が良く、感度も良い感じです。

聞いた感じもノイズも無く、かつNKのジャミングもかなり抑えられています。
多少ハイバンドのゲインが控えめですが、中波等の混変調もありません。
小型ではありますが、意外にも実戦的なアンテナのようです。

23時過ぎのHFSpan 
イメージ 1

23時37分、現在 5030kHzkHz RTM-Sarawak  (Mal) が SINPO=35443で入感です。
音楽番組ですが、良い音楽がかかっています。 混信等はありません。
どうも掲示板の情報を見る限りΔLoop7と遜色無いようです。

フラグアンテナ(自宅版) わずか50cm×100cmのサイズ
抵抗値は、シミュレーションの最適値を参考に少し低めの700Ω程度にしたところ
調子良いようです。

小型フラグアンテナの全景

全体を透明アクリルのパイプと板で製作しているので
フラッシュ光があたって目立つように見えますが、普段は透明で目立ちません。


このままでは自宅もフラグアンテナメインでも支障無いかもしれません。
(無指向性で受信したいようなケースだけはALAを使う)
ゲインは低いですが、プリアンプで持ち上げてもノイジーではありません。
聴いてみたところ、耐ノイズ性能はΔLoop7やALA並みのようです。
それほど近隣のノイズを感じません。

ナルがあるので、NKはかなり弱めることができているように思います。

反面聴く放送により、ビームの方向を毎回変える必要があるかもしれません。
国内中波でも近畿、九州地方がほとんど聴こえなくなります(ビームを東に向けている状態)

このため従来の磁界型アンテナとの使い分けも必要だと思います。

自宅版の超小型フラグアンテナを作ってみました。

縦が50cm 横が100cmのサイズです。
エレメントは上側は3mm銅管(1m×2) 側面は2mm銅棒(50cm×4)
にて構成し、銅棒を中心点で90度折り曲げて片側を銅管に入れることで構成しています。
エレメントの端はバナナプラグ(オーディオスピーカーケーブル用の圧着方式分)で
直接モジュールとターミネーターに接続しています。

自宅で展開しても目立たないように構造部はアクリルの棒とベースで製作しました。
まだ仮設状態のためロープで各部品類を設置しています。自立可能ですが、落下防止の
ため2重に補強しています。

工夫している箇所は、エレメントに近い部分に
金属等の導体を使っていないことです。
フラグアンテナが近隣の金属に影響を受けやすいことから
この点はアクリルを使うことで対応しました。
木でもよかったのですが、ベランダ等いつも見る場所ゆえに、
極力見栄えを重視しました。

(超小型フラグアンテナ全体像) 柱は全体が透明でエレメントは細いため、仮設補強用の
                     ロープが無くなれば、ほとんど目立ちません。
                     アクリル円柱 30mm が1本(80cm)と2本(25cm) 
                     10mm が1本(100cm)。底は大きなアクリル板。
                     アクリルサンデーで接着(円柱間は、円柱に10mmの
                     穴をあけて摩擦熱を使って圧着組み立て)
                     各モジュールと円柱を取り付けるワイヤーステッカーが
                     30mmに対応するものが見つからずロープで仮固定中。
                     18mmまでのものしか知らないため、苦戦中。
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早速夜9時ですが受信してみたところ、やはり中国や韓国はかなり弱めで、NKジャミングも
弱くなっています。南米が受信できる時間ではなかったのですが、それなりの効果は
あるようです。ただ近隣のノイズの影響を受けやすいようで、バンドのところどころに
PC系と思われるノイズが入ります。(PCを操作していてノイズが変わるので分かる)
ΔLoop7等ではそういうことはありませんでしたので、やはりフラグアンテナは磁界ループ
よりもノイズの影響を受けやすいことが分かります。
感度的には、やはりΔLoop7等より30dBほど落ちるため、プリアンプ等は必要かも
しれません。
建物から近いということもあり、やはり十分に性能は活かせていないようです。
ただ南米局を家で聞きたいというような場合に、ジャミングを消去するなどの
目的であれば活用することもあるかもしれません。

野外のほうがこのアンテナは真価を発揮できると思います。

(PS)
どうも抵抗値が820Ωだと高すぎたようです。
オプティマイザーを走らせたところ、730Ωが最適解でした。(このときFB比は
50dB以上もあることになります)
トランスの抵抗も考えると、700Ω程度なんでしょうね。
次回からは、700Ωで運用してみます。
NKジャミングが自宅でもこのような小型アンテナで消えると南米局が
聞きやすくなりますね。

(抵抗値を730Ωにした場合のシミュレーション) 凄いFB比ですね。

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実験はまだまだ必要なようです。

Anyway
フラグアンテナは面白いです。

ぜひ皆さんもトライしてみてください。
新しい世界が広がりますよ。

イメージ 4

超小型フラグアンテナ(ベランダ用)のシミュレーションをしてみました。

この計算だとFB比は30dB以上やはりあるようです。

縦1m 奥行きπmのサイズです。(前回のコンセプト図の2倍のサイズ)

エレメントは、銅の細い棒を使います。(エレメント上下で分けて
0.5m πm 0.5mと折り曲げ ターミネーターとトランス&アンプと接続)

イメージ 1

CM Flag m( )m (RX 90m-35m Band)
CE
GW 1 19  1.56 0  1.5 -1.56  0 1.5  .0008
GW 2 9  1.56 0  2.5  1.56  0 1.5  .0008
GW 3 19  1.56 0  2.5 -1.56  0 2.5  .0008
GW 4 9 -1.56 0  2.5 -1.56  0 1.5  .0008
GE 1
sy R=820
LD 4 4  5  5  R  0 
GN 2 0 0 0 13  0.005
EX 0 2  5  0  1.0 0.0
FR 0 1 0 0 6.1348 1
EN


ゲインもペティション用と大差ありません。これはいけるかも。

今度は 当初の隠密型コンセプト版と同じサイズでシミュレーションしてみました。
イメージ 2
イメージ 3


CM Flag m( )m (RX 90m-35m Band)
CE
GW 1 19  0.78 0  1.5 -0.78  0 1.5  .0008
GW 2 9  0.78 0  2.0  0.78  0 1.5  .0008
GW 3 19  0.78 0  2.0 -0.78  0 2.0  .0008
GW 4 9 -0.78 0  2.0 -0.78  0 1.5  .0008
GE 1
sy R=820
LD 4 4  5  5  R  0 
GN 2 0 0 0 13  0.005
EX 0 2  5  0  1.0 0.0
FR 0 1 0 0 6.1348 1
EN


ゲインは落ちますが、それでも(大型の)K6SE版と同等のゲインですし、
一方でFB比はしっかり30dB以上稼いでいます。

垂直方向はわずか50cmで横幅は1.56mしかありません。
(実際はターミネーター等の挿入があるので、垂直方向はエレメントをもう少し短く
 することになると思います)

これなら、使わないときは仕舞ったり透明のアクリルで見えないポールを使ったり
出来るかもしれません。かなり目立たないアンテナに出来そうです。

しかしこんなに本当に上手くいくのだろうかと疑問にも思います。
もしこれが可能であれば、自宅でのフラグアンテナの設営が可能かもしれません。

ただ磁界型ループと比べて、近接界のノイズに影響されやすいことや
ベランダの金属物との干渉が予想されるので、はたして動くかどうか
まだ分かりません。

ただこれで自宅でNKのジャミングがナルアウト出来るようであれば、
かなりBCLの楽しさも膨らむと思います。

毎回野外受信というのも不便ですので。。

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