短波放送局の減少と共に通信機型受信機の値下がりが顕著でしたが、ここにきて逆に通信機型受信機の相場の高騰が見られます。

短波放送局の減少とコンディションの長期低迷は、通信機型受信機の相場の更なる下落につながると思われていただけに、ここもとの通信機型受信機の相場の高騰は意外な感じがします。

この原因として考えられるのは市場に出される通信機型受信機の数が減少してきていることと、コレクションとして通信機型受信機を購入するシニア世代が増加しているためだと考えられます。

代表的な通信機型受信機として日本無線のNRD545を見てみると、一時10万円にまで下落した後、ここにきて15万円台まで相場が戻ってきています。短波放送局の減少にも関わらず、コレクションとして相場が戻ってきています。

通信機型受信機は故障すると部品採りニーズによる需要はあるものの大きく値を下げてしまいますが、完動品なら今は絶好の売りタイミングと言う人もいるでしょう。

近いうちに短波のコンディションが戻ることも無く、短波放送局は下落の一途を辿るだけであり、実需の買いは限られており、残念ながら撤退組の数も増えていくと思われ、そういった層からの断捨離的通信機型受信機の売却が増えて、相場が崩れる可能性もあるでしょう。

一方で通信機型受信機があたかも芸術品として投資対象になり、このまま相場が急騰していく可能性もあるのではないかと思われてなりません。

条件の良い通信機型受信機は投機の対象として値上がりが続くかも知れません。